現在、既にインテリアコーディネーターとして勤めている方、これからインテリアコーディネーターを目指す方、どちらも将来的にはフリーランスとして独立したいと考えている方がいると思います。ここでは将来独立を考えている方に役立つ、フリーのインテリアコーディネーターとして働きはじめる方法、実際の収入についてご紹介します。
フリーのインテリアコーディネーターとして働き始めるには
会社に雇われて仕事をするのではなく、休みも仕事も自分で選ぶことのできるフリーランスとして働きたいと思っている人で「フリーランスになりたいけれど、どうすればいいのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。
まず、最終的にフリーのインテリアコーディネーターとして働くとしても、最初は会社に就職して実績を積むことをおすすめします。お金を払ってインテリアコーディネートを依頼するなら、未経験のインテリアコーディネーターと実績のある経験豊富なインテリアコーディネーターどちらに依頼したいか、自分をクライアントに置き換えて考えてみると、当然「経験豊富なコーディネーターがいい」と思いませんか。
実績のないインテリアコーディネーターはそもそも仕事を任せてもらうことが難しいので、まずは「実績を積む」期間が必要です。実績を積むために、まずはインテリアコーディネーターとして就職してください。インテリアコーディネーターは、インテリアショップやインテリア事務所、ハウスメーカーなどで募集を行っています。
複数の転職サイトに登録して、インテリアコーディネーターの募集を探したり、気になる会社のホームページに採用情報が掲載されていればそこから応募したりすることもできます。募集要項に実務経験が必要と記載されていても、やる気や素直さをアピールすれば採用してもらえることもあるので、募集要項だけで最初からあきらめずチャレンジするのがおすすめです。
企業で働くと、コーディネーターとしての経験が詰めるだけでなくメールの書き方や電話のかけ方、名刺の渡し方といった基本のビジネスマナーも学ぶことができます。これらはフリーランスとして働く際にも役に立ちます。フリーランスとして独立する際、最初は勤めていた会社の業務委託として仕事を得る人も多くいます。会社での働いておくことは、フリーランスとして独立するうえで非常に役に立ちます。
収入は自分次第?フリーはどれくらい稼げるのか
フリーランスのインテリアコーディネーターが実際どのくらい稼ぐことができるのか、気になる人も多いのではないでしょうか。会社勤めのインテリアコーディネーターの給与は、新人であれば月20~25万円程度、年収は250~350万円程度が相場です。5年目の年収は400~500万円程度、10年目の年収は500~600万円程度と経験年数が長くなると年収もアップしていきます。
東京や大阪といった大都市圏は地方よりも待遇がよい傾向にあるため、同じ経験年数であっても都会のほうが給与は高くなります。フリーランスは自分で仕事量を決めることができます。そのため収入も、その人次第で大きくも小さくもなります。家庭を優先して週末で働くような場合は数万円ですし、本格的に活動している人であれば1,000万円以上の収入を得ている人もいます。平均年収でいうと400~700万円程度といわれており、当然人によっては「会社員時代のほうが稼げていた」という人もいます。
ちなみに不動産会社などの業務委託として活動している場合の報酬は、地域や会社によっても異なりますが戸建て1件につき5万円~、お客様が購入された家具の〇%、といった報酬形態が多いです。
案件によって大きな差ができる?
フリーランスのインテリアコーディネーターの年収が最も上がりやすいのは50代といわれています。インテリアコーディネーターは、住空間についてのアドバイスや提案を行うのが仕事になるため、自身の生活経験が長いほど提案の引き出しが増え、幅広い提案ができるようになります。
充分な実績をアピールできる年代であることに加え、自宅のリフォームを考える年齢層が40~50代と同年代になってくるため、その年代が求めるものが理解しやすくよい提案がしやすいのも多く案件をとれるようになる一因です。インテリアコーディネーターの年収が大都市圏と地方では異なることは先にも触れましたが、これはフリーランスでも変わりません。
地域によって平均年収が異なるため、当然平均年収の高いエリアの案件のほうが受注額は高くなります。また就労人口の多いエリアのほうが、案件の数自体も多くなります。これはインテリアコーディネーターの職種に限った話ではありませんが、そうした事情から、同じレベルのインテリアコーディネーターであっても、地方と都市では年収が異なります。
では、都会で働けば必ず年収はあがるのかというと、とくにフリーランスの場合、都会は案件単価が高く案件量が多い一方で競合となるインテリアコーディネーターの数も多くなるため注意が必要です。都会でフリーランスのインテリアコーディネーターとしてやっていくのであれば、仕事をとってくる営業力も重要になると覚えておきましょう。
フリーランスのインテリアコーディネーターは、仕事や休みを選べるという自由がある一方で、会社であれば営業担当がやってくれていた営業活動も、総務がやっていてくれていた経理事務もすべて自分でやらなければなりません。フリーランスの厳しい側面も理解したうえで準備をしておくことが成功の秘訣です。こちらで紹介した内容も参考に、自分にあった働き方でインテリアコーディネーターとして活躍してください。