インテリアコーディネーターとは、住居のインテリアや住環境全体に関して幅広い知識を持ち、快適に過ごせる環境を提供するプロフェッショナルです。ではインテリアコーディネーターになるためには何が必要なのでしょうか。この記事ではインテリアコーディネーターになりたいと思っている方のために役立つ情報を紹介します。
インテリアコーディネーターになるのに資格は必須ではない
まずインテリアコーディネーターになるために必要となる資格はあるのでしょうか。結論からいうと、資格は必要ではありません。インテリアコーディネーターになるために必要な資格はとくになく、「インテリアへの関心」と「インテリアに関する知識」が最重要項目になります。しかし、インテリアコーディネーターは顧客のニーズに合わせて住空間プランを分かりやすく提案していくため、専門知識や実務経験があるほど有利になってくることは事実です。
また未経験でインテリアコーディネーターになりたいという場合は、インテリア商品に使用されている材料や専門用語を雇用先で一から指導してもらう必要があります。そのような手間を省く意味もあり、一定程度の知識や経験があったほうが即戦力として認められ、雇用されやすいでしょう。また、経験者のほうがやりがいのある仕事を任されたり、報酬が高くなったりすることが期待できます。インテリアコーディネーターに必須の資格はないものの、知識の証明として資格を取得することもひとつの手段といえるでしょう。
インテリアコーディネーターの資格を取得することのメリット
インテリアコーディネーターが持っていると有利になる資格にはどのようなものがあるのでしょうか。まずは、公益社団法人インテリア産業協会が認定する資格があります。インテリア業界で最もメジャーな資格として知られており、確かな知識を有している証明にも使用できます。年齢制限や学歴、実務経験などがなくても誰でも受験できるため、比較的受験しやすい資格といえます。
ここで、インテリアコーディネーターが資格を取得することのメリットを5つ紹介します。
1つ目は「就職・転職に活かせること」です。インテリアコーディネーターには資格取得が不要ですが、資格があれば一定の知識を有する証明となり、有利になります。
2つ目は「意欲のアピールになること」です。インテリアコーディネーターの資格を有していることで、専門知識を学ぶ意欲がある人であると認識されます。また、顧客からの信頼も得やすくなるでしょう。
3つ目は「実績を持てること」です。何も実務経験がないとどうしても自信をつけることが難しくなってしまいます。しかし、一定の知識を持っているだけでも、自信をもって接客ができるようになるのではないでしょうか。自信のある接客がさらに顧客からの信頼獲得にもつながります。
4つ目は「フリーランスとして独立できること」です。インテリアコーディネーターとしてキャリアを積むことで、顧客からの指名が多くなるでしょう。順調に成長できれば、個人事業主として独立することも可能になります。
そして5つ目は「生活や趣味に活かせること」です。インテリアコーディネーターの知識は、もちろん自分自身の生活にも活かすことができます。自分の住空間を快適で素敵なものにすることができます。
ここまで資格取得のメリットを紹介しましたが、合格率は約24%と決して簡単な試験ではないことを把握しておきましょう。そのほかインテリア関連の資格には、インテリアプランナー、インテリアデザイナーなどもあるので、ぜひ調べてみてください。
資格取得以外でインテリアについて学ぶ方法
資格以外でインテリアについて学ぶ方法を2つ紹介します。
1つ目は「インテリア専門の学校に進学すること」です。インテリアに関しては、大学の建築学科や住居学科、空間デザイン学科、生活デザイン学科など多くの学部学科が開講されています。ただし、これらは非常に幅広い分野になってしまうため、自分が学びたい知識はどのようなものなのかをしっかりと考えたうえで、進学するようにしましょう。それぞれの学科で学べる内容や卒業後の進路などを調べると、よりイメージがわきやすいかもしれません。
2つ目は「インテリア業界で実務経験を積むこと」です。先ほども紹介しましたが、インテリア業界では実務経験が重視されます。実務経験では資格のような知識のみならず、実践的な技術を効率的に学ぶことができます。そのため、インテリアコーディネーターになったあとでも、経験を活かした提案やアドバイスができるはずです。
まとめ
今回は、インテリアコーディネーターに資格は必要なのかどうかや資格を得ることのメリットについて紹介してきました。インテリアコーディネーターに資格は必須ではありませんが、資格保有は知識を有する証明になりとても有利になります。また、資格以外にもインテリアについて学ぶ方法はあります。しっかりと知識や技術を身に付けて、ぜひインテリアコーディネーターとして活躍してください。