インテリアコーディネーターの主な就職先を紹介

公開日:2025/05/15 最終更新日:2026/01/22

就職先

インテリアコーディネーターの資格を取得すれば、様々な業種・業界で活躍することが可能です。就職後に後悔しないためにも、インテリアコーディネーターの主な就職先を知り、自分にあった職場を探すことが大切です。本記事では「ハウスメーカー」「リフォーム会社」「設計・デザイン事務所」「設備メーカー」について詳しく解説します。

ハウスメーカー

インテリアコーディネーターの活躍の場として、特に求人数が多いのが住宅メーカーです。住宅メーカーでは展示場やショールームのインテリアをコーディネートする業務が中心となります。また、新築住宅を購入するお客さんに対して、内装全般についてアドバイスする役割も担います。

提案内容は家具、壁紙、照明、カーテンなど多岐にわたり、幅広いアイデアを活かせるのが魅力です。ただし、大手企業では自社グループが扱うカタログ商品に限定されることもあり、オリジナル家具や独自デザインを提案したい方にとっては、やや物足りなさを感じる場合もあるようです。

一方で、家族構成やライフスタイル、好みの雰囲気、希望予算などを丁寧にヒアリングして最適な空間をつくり上げることは、この仕事ならではのやりがいと言えます。お客さんの暮らしをイメージしながら提案を組み立てることが、住宅メーカーで働くインテリアコーディネーターの腕の見せどころです。

リフォーム会社

近年ではリフォーム専門会社で活躍するインテリアコーディネーターが増えており、その働き方にも注目が集まっています。リフォーム会社での業務は、新築住宅とは異なる特徴があり、とくに「既存の条件がある中でいかに満足度を高めるか」が大きなポイントになります

扱う物件は中古住宅であることが多く、間取りや設備、壁紙や床材、水まわりの位置など、変更が難しい部分が残るケースも少なくありません。こうした制約がある中で、お客さんの希望をどれだけ実現できるかが、インテリアコーディネーターの腕の見せどころになります。

そのため、現在の住まいをしっかりと確認し、暮らし方や不満点、理想のイメージなどを丁寧にヒアリングする姿勢が求められるのです。限られた条件を踏まえたうえで、どのような空間に生まれ変わるのかをわかりやすく提案できる人が、リフォーム会社では重宝されます。

また、新築と比べると予算や構造面での制約が多いため、柔軟な発想や問題解決力が必要になります。こうした「思い通りにいかない難しさ」も、リフォームならではの醍醐味と言えるでしょう。

設計・デザイン事務所

設計・デザイン事務所で働くインテリアコーディネーターは、他の職場と比べて業務範囲が広く、より専門性の高い仕事を任される傾向があります。住宅メーカーのように既定の仕様が用意されているわけではなく、ほぼすべてをゼロからつくり上げていくため、自由度が高い一方で専門知識も求められます。図面を描く作業も担当するため、内装だけでなく建築設計についての理解が不可欠です。

また、打ち合わせを重ねながら、理想の住まいが形になっていく過程を間近で見られる点は、この仕事ならではの大きな魅力です。自分が携わった提案がそのまま家づくりに反映されていくため、達成感ややりがいを強く感じられる環境といえます。その一方で、自由度の高い分だけ手間や検討事項も多く、業務時間が長くなりがちです。残業や休日出勤が必要になるケースも珍しくありません。

とくに家庭やパートナーとの時間を大切にしたい方にとっては、周囲の理解や協力が欠かせない側面があります。そのため、設計・デザイン事務所への応募を検討する際には、仕事内容の詳細だけでなく、勤務時間や働き方についてもしっかり確認しておくことが重要です。

設備メーカー

設備メーカーにおいても、インテリアコーディネーターの需要は年々高まっています。照明器具や壁紙、家具、建材、窓・サッシといったさまざまな製品を扱うメーカーでは、自社製品の魅力を説明し、どのように活かせるか提案できる人材が求められています。インテリアコーディネーターが製品の特性を踏まえたうえで素敵なコーディネートを提案できれば、商品をより魅力的に見せられ、結果として売上への貢献度も大きくなるのが特徴です。

たとえばウインドートリートメントメーカーで働く場合、窓の形や部屋の雰囲気に合わせてカーテンやブラインドを選定し、室内だけでなく外観からの印象まで考えたバランスの良い提案が求められます。こうした提案がうまくいけば、お客さんから高い満足を得られる場面も多いでしょう。

メーカー勤務の大きな特徴は、自社製品の魅力を最大限に引き出し、それをお客さんに伝える能力が重要視される点です。そのため、プレゼンテーション力やコミュニケーション力も欠かせません。ただ空間をおしゃれに整えるだけでなく「この製品だからこそできる魅力的な暮らし方」を説明できる力が、インテリアコーディネーターとしての価値につながります。

まとめ

インテリアコーディネーターは、働く職場によって求められる役割ややりがいが大きく異なるのが特徴です。ハウスメーカーでは新築住宅の内装提案を通して暮らし全体をデザインでき、リフォーム会社では既存の条件を活かしながら理想の空間へ導く創意工夫が求められます。設計・デザイン事務所ではゼロから家づくりに関わる醍醐味が味わえる一方、高い専門性や働き方の負担も伴います。さらに設備メーカーでは自社製品の魅力を最大限に引き出し、空間提案に反映させるプレゼンスキルが重要です。このように、インテリアコーディネーターの活躍の場は多岐にわたり、自分の強みや働き方の希望に合わせて職場を選べるのが大きな魅力と言えます。

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