インテリアコーディネーターは居住者の生活を快適にするために、住宅や居住空間に関する幅広い知識を活かして、最適の空間を作り上げるスキルがある人を指します。インテリアコーディネーターを目指している人もいるのではないでしょうか。今回の記事では、インテリアコーディネーターになる方法について詳しく紹介するため、参考にしてください。
インテリアコーディネーターになるためには?
インテリアコーディネーターになるためには、特別な資格は必要ありません。昔からインテリアに興味があった、もしくは常にインテリアにこだわった自宅にしている人は、インテリアに関する提案や設計などの業務を行うことが可能です。しかし、ただインテリアが好きなだけでは、インテリアコーディネーターの業務に取り組むことはできません。
インテリアコーディネーターは、可視化できない空間づくりに関して、わかりやすくクライアントに伝える必要があります。クライアントに理解してもらえるように説明するには、豊富な知識や実務経験が必要となるでしょう。他にも、製品に使用されている材料の特徴などを学ぶ必要があり、完全に未経験から始めることは難しいかもしれません。
そのため、インテリアコーディネーターになるためには資格は不要とされていますが、資格を有していることで就職や転職の際に有利に働きます。それでは、インテリアコーディネーターとして就職したいと考えている人は、どのような資格を取得すればよいのでしょうか。
就職に有利になる資格
インテリアコーディネーターとして就職したいと考えている場合、就職の際有利になるおすすめの資格は、公益社団法人インテリア産業協会が認定している「インテリアコーディネーター」という資格です。インテリアの関連業界では有名な資格であり、この資格を取得しているだけでもよいでしょう。
またこの資格の特徴は、受験資格が定められていない点でしょう。年齢、建築に関する学歴、実務経験などに関係なく、インテリアコーディネーターになりたい人であれば誰でも受験できます。試験内容は一次試験と二次試験にわかれており、それぞれでインテリアに関する幅広いことが問われるため、試験対策を万全にすることが必要となるでしょう。
一次試験はマークシート方式となっており、インテリアに関する歴史やコーディネートする際の計画の立て方、表現の仕方、関連法規などさまざまなことが問われます。一方、二次試験は記述式となっており、出題されたテーマに基づいて論文やコーディネートに関するプレゼンテーションを作る必要があるようです。そのため、作図などをあらかじめ学んでおく必要があるでしょう。合格率は年度によって異なりますが25%前後となっており、4人に1人しか合格できない難関試験となっているのです。
インテリアコーディネーターの資格取得を目指すには?
難関試験であるインテリアコーディネーターの資格を取得するためには、どのように勉強すればよいのでしょうか。インテリアコーディネーターの資格を取得するにあたって、勉強方法は以下の3つの選択肢が考えられます。
独学で合格を目指す
インテリアコーディネーターを目指すにあたって、最もシンプルな方法が独学で合格を目指すことでしょう。インテリアコーディネーターに関する資格試験は、参考書や問題集を市販で手に入れることができるため、独学で合格水準を超えられる可能性もあります。しかし独学で合格を目指す場合は、わからないところがあっても誰かに聞けず時間を無駄にしてしまったり、学習ペースなどをつかめなかったりすることが多いでしょう。そのため、試験日から逆算してスケジュールを立てる必要があります。インテリアに関する知識がまったくない場合は、1年程度は学習期間を確保しておいた方がよいかもしれません。
専門学校や予備校に通う
インテリアコーディネーターの資格は、専門学校や予備校でさまざまな対策講座が開かれているため、専門学校を利用するのもおすすめです。独学と比較すると、講座の受講に費用がかかってしまいますが、効率よく学習を進められて時間を短縮できるため、忙しい人に適しているでしょう。わからないところも専門の講師に質問でき、周りに同じ目標を持った仲間がいることは、モチベーションの維持にもつながります。
インターネットなどを利用した通信講座を受ける
近年ではインターネットを介した通信講座も、資格試験を受ける際にはメジャーな対策方法となっています。専門のテキストが用意されてそれに沿って勉強すればよいため、とくに初心者にはおすすめの方法です。1人では対策が難しい二次試験に関しても、添削指導してくれるサービスが用意されているところも多く、スムーズに知識を身につけられるでしょう。
インテリアコーディネーターは多くの人の居住空間を快適にし、住みやすい自宅を作るやりがいのある職種です。経験のない人でも挑戦できる仕事なので、インテリアが好きな人やインテリアに携わって仕事をしていきたいと考えている人は、自分のキャリアの選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。