インテリアが好きな人にとって、あこがれの職業であるインテリアコーディネーター。好きな事を仕事にできたら、幸せですよね。とはいえ、実際にどんな仕事をするのか、あまり知られていないことも多いようです。さまざまな活躍シーンがありますので、その仕事内容や、どうすればインテリアコーディネーターになれるのかをご紹介します。
インテリアコーディネーターの仕事とは?
インテリアコーディネーターは、お客様が理想とする快適な空間をつくるのが仕事です。仕事内容はさまざまですが、この点においては、どの仕事にも共通していえることです。具体的な仕事内容についてですが、大きくわけて3つあります。
まずもっとも多くイメージされるのが、ハウスメーカーなどに勤務するインテリアコーディネーター業務でしょう。この仕事では、お客様の予算や希望を聞き、壁紙や床、建具といった内装から、水回り設備や、照明、家具までをトータルにプランニングします。また、施工現場サイドとの橋渡しの役割も担います。ハウスメーカーには営業担当もいるため、インテリアコーディネートはもちろん、お客様、営業担当、施工現場との間に立ち、幅広い業務にあたることになります。
次に、キッチンや家具などのショールームです。こういったショールームで活躍するインテリアコーディネーターも大勢います。自社の商品に精通し、ショールームを訪れるお客様に最適なものをご案内します。ハウスメーカーや工務店の方と同行でご来場されるお客様も多く、その場合は同行者と連携をとりながら、業務を行います。
3つめは、インテリアショップや、新築マンションのオプション会などで働く販売系の仕事です。取り扱う商品の販売になりますが、図面を持って来店されるお客様も多くいらっしゃいます。そのため、図面を読む力や、室内におけるサイズ感などの知識が必要になります。
各企業によって違いはありますが、いずれの仕事内容でも、図面を書いたり、見積書を作成したりといった事務業務も行っています。興味のある分野はありましたでしょうか。この他にも、モデルルームをコーディネートする仕事や、リフォームを手掛けるインテリアコーディネーターなどもいますよ。とくにリフォーム分野は、これからも増えていくでしょう。
インテリアコーディネーターに向いている人の特徴
インテリアコーディネーターの仕事は、その範囲が広いものです。では、どのような人がインテリアコーディネーターに向いているでしょうか。インテリアが好きなことはもちろんですが、その他の特徴を挙げてみましょう。
コミュニケーション力がある人
インテリアコーディネーターの仕事は、人と接する仕事でもあります。お客様だけでなく、営業担当や施工現場の方など、大勢の人たちと関わりながら業務をすすめます。また、お客様、営業担当、施工現場の間に立つ役割もあるため、それぞれの調整役にもなります。そのため、人と接することが好きな人がインテリアコーディネーターに向いています。コミュニケーション力が必要といっても、話すことが得意でなくても大丈夫なのです。聞くことが上手な人は、話しやすいインテリアコーディネーターとして信頼されますよ。
好奇心があり、何事も興味をもってあたれる人
インテリアコーディネーターの仕事は、お客様が快適に過ごせる空間をつくることです。それには、インテリアへの興味を持つことは不可決です。インテリアの範囲はとても広く、勉強しても一度で覚えきれるものではありません。新しい商品も次々うまれます。そのため、日々の勉強や、日頃から生活の中でインテリアに興味を持ち続けられる人は、インテリアコーディネーターに向いているといえます。またインテリアだけでなく、生活全般に対して興味を持つことも大切です。お客様の話を聴く際にも、興味や関心をもって聴けることは強みになります。何事にも興味をもってあたれる人は、インテリアコーディネーターの素質あるでしょう。
トレンドに敏感な人
インテリアの世界にも、ファッションと同じように流行があります。スタイルや形など、意外とその変化は早いものです。自分で情報収集を続けることはもちろんですが、街中でもアンテナを張る、同じインテリアコーディネーター同士で情報交換をする、またメーカーやインテリア関連の団体などが開催する展示会にマメに足を運ぶなど、常にトレンドに敏感であることが大切なのです。
プレゼンテーション力がある人
インテリアコーディネーターにはプレゼンテーション力が欠かせません。お客様は理想を具体的な形にすることが難しいと感じていらっしゃいます。そこで、インテリアコーディネーターがヒアリングによってプランを作り、そのプランを説明します。どのように要望に応えたものなのか、プレゼンテーションによってお客様に納得していただかなければなりません。プロの知識と、予算も考慮して作られたプランを、お客様に満足してもらえるか。プレゼンテーション力にかかっているといっても過言ではありません。
コツコツした作業が苦にならない人
華やかでかっこいいイメージがあるインテリアコーディネーターですが、実はコツコツとした業務がとても多い仕事でもあります。意外と事務処理が多いのです。一見、インテリアに直接関係がないように思えるかもしれませんが、大切な業務であることはまちがいありません。事務作業を間違うと、現場やお客様に対して大きな影響が発生するからです。数字を扱うことも多いため、コツコツしたことや数字への苦手意識がない人が向いています。
インテリアコーディネーターになるには?
インテリアコーディネーターになるために、必要なものはありません。資格も必ずいるわけではありません。しかしインテリアコーディネーター資格は持っていると有利です。勉強したことや、一定の知識があることが証明できるため、就職や転職に有利になるからです。とくに転職を希望される場合は、資格を持っていることを条件とする企業が多いのが現状です。つまり、経験はなくても、資格を持っていればインテリアコーディネーターになれるチャンスがあるのです。
また、インテリアコーディネーター資格を持っていることは、お客様にも安心してもらえます。そういったことからも、やはりインテリアコーディネーター資格は取得しておいたほうがいいといえます。
インテリアコーディネーター資格は、年齢や実務経験に関わらず、誰でも受験できます。独学でも受験できますが、試験範囲が広く実技試験もあるため、通信教育や通学講座を利用することも検討するとよいでしょう。勉強内容は、実際にインテリアコーディネーターとして働くために必要なものばかりです。質問できる環境で合格への最短ステップとして活用できるだけでなく、将来を見据えて楽しく勉強できるのではないでしょうか。
他にも、カラーや建築などの知識を身につけておくと、就職や転職に役立ちます。可能であれば、カラーコーディネーターや色彩検定、建築CADの勉強もしておくとよいでしょう。
一言でインテリアコーディネーターといっても、仕事の内容はさまざまです。そのため、勉強や就職活動は、興味のある分野を見極めて行うのがおすすめです。まだわからないという人もいると思いますが、安心してください。活躍の場はたくさんあるということを知っていれば、アンテナを張ることができますよね。好奇心や情報力を今から身につけ、あこがれのインテリアコーディネーターを目指しましょう。